ぱぴぷぺぽきぷし通信 日記

過去関心 Poughkeepsie の日記

「吾等ノ条件は左ノ如し」

(前文略) ポツダム宣言第五項 「吾等ノ条件は左ノ如し」(Following are our terms.) として第六項以下の条項に降伏条件を明示し、「無条件降伏(unconditional surrender)」なる語が用いられているのは第十三項においてだけで、それもただ一カ所「全日本国軍隊ノ無条件降伏(the unconditional surrender of all Japanese armed forces)」という文言において用いられているだけであるからである。つまり、ポツダム宣言を受諾した結果「無条件降伏」したのは「全日本国軍隊」であって日本国ではなかったのである。これは決して無意味な言葉の遊戯でもなければ、私の詭弁でもない。この事実の上には今日の日本の存立がかかり、殊に対ソ関係においては、わが北方領土返還要求の合法性がかかっている。 (中略) いうまでもなくソ連は対日参戦後ポツダム宣言の署名国に参加し、この「協定」の拘束を受けている。ソ連の邦人シベリア抑留が不法だったのは、早期帰還を約束している宣言第九条に違反していたためであり、我が北方領土占拠が不当なのは、ポツダム宣言が領土不拡張を掲げたカイロ宣言の精神を継承しているにもかかわらず、その原則を侵害しているからである。 (後略)   江藤淳   昭和53年8月10日産経掲載    http://bit.ly/SRb8E    http://bit.ly/5pLLp    http://bit.ly/8WVhX    http://bit.ly/dvKXJ      参考:http://bit.ly/wLruu と、いうような事も曖昧な無知なる私が、一体全体どうして民主党内閣をバカにできましょうや・・・